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ブレーメンのマルクト広場 [ドイツ世界遺産]

昨年の9月中旬にブレーメンを訪問。ブレーメンはドイツ北部にあり、人口(約55万人)がドイツ10番目の大都市。
1358年にハンザ同盟に加盟し、以後、教会支配に打ち勝つ自由都市として発展する。
グリム童話「ブレーメンの音楽隊」の舞台としてもよく知られている。
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ベルリンからブレーメンまではICEという高速列車(超特急)で約3時間。途中ハノーファーで乗り換えあり。
ICという特急を利用すれば乗り換えなしで行けるが、4時間以上かかる。

市内はトラムやバスが走り、ブレーメン中央駅からマルクト広場などがある中心部までもすぐ。
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世界遺産(2004年登録)の「ブレーメンの市庁舎とローラント像」があるマルクト広場。
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そして自由都市の象徴であるローラント像。公正を表す剣と皇帝の鷹が描かれた盾を持っている。
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修学旅行の学生だろうか。像の前で、説明に熱心に耳を傾けていた。

世界遺産のもう1つの構成資産である市庁舎
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1405年から1410年の間に建てられ、全体はゴシック様式の建物。
ただし写真の正面部分は200年後に建てられたそうで、ルネッサンス様式となっている。
北ドイツで最も重要な建築物と言われている。

夜の様子。
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ローラント像の視線の先にあるのが、2つの尖塔がそびえたつ聖ペトリ大聖堂。
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そして市庁舎の横側にあるのが、音楽隊の像。
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ブレーメンの音楽隊は、飼い主から虐待された年老いたロバ、犬、猫、ニワトリがブレーメンに行って音楽隊に入ろうと旅に出るが、旅の途中で泥棒を退治し、その家で音楽を奏でながら楽しく暮らすというお話。
結局ブレーメンには行っていないが、4匹の動物がそれぞれの背中に乗って泥棒を追い出す場面が再現されている。

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一番下のロバの足に触れると幸せになると言われている。触られ過ぎたのか足の部分が少し変色していた。

マルクト広場を後にし、帰りは、歩いて中央駅に戻ることにする。歩いても10分程の距離。
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ゼーゲ通りの入口(駅寄り)には豚飼いの銅像がある。
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駅へ向かう途中の橋を渡る時に、少し先に風車を発見。
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気になったので、近くまで行ってみる。
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後で調べてみると、ヴァールアンラーゲンというブレーメンで最も古い公園であった。

メルヘン街道の終着点でもあるブレーメンを駆け足で回ったが、また機会があれば、ぜひ訪れてみたい。

【NHK世界遺産ライブラリー】ブレーメンの市庁舎とローラント像
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards706.html
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